NIPPON女子のリアルKAWAII白書 Vol.04「あなたは使ってる?使ってない?美容液・クリーム事情」[@cosme NIPPON PROJECT]

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日本女子のリアルな美容事情をさぐるKAWAII白書。4回目となる今回は、これからの季節に欠かせない美容液・クリーム事情についてフォーカス。肌に必要なのはわかっているけど…なかなか習慣化されないという声も聞きます。「実際は使ってるの?いないの?」「いつ使えば効果があるの?」など、美容液、クリームの皆さんのアリ、ナシ事情を本音トークしていきます。

乳液・美容液の使用率は60%、クリームは35%

美容感度の高い人であれば「美肌の近道は保湿ケアである」ことはご存知のはず。水分をたっぷり補給し、それを肌に留めること。うるおい力を高めるには、水分と油分のちょうど良いバランスが必要で、美容液やクリームの存在が欠かせません。ですが、アンケート結果を見てみると…

化粧水の使用は90%以上に対し、乳液美容液は60%程度、さらにクリームにおいては35%程度という結果。水分はしっかり補給しているけど、油分でフタをする役目のクリームを省略している人がこんなに多いとは!

美容液・クリームの役目をここでおさらい!

そもそも、美容液やクリームって絶対使わなきゃいけないモノなのでしょうか?お手入れするうえで、ふたつの役目は何かをここでもう一度おさらいしてみましょう。コーセーの商品開発担当の石井宏子さんに聞いてみました。

Q:美容液、クリームの機能を教えてください

「保湿ケアの基本は『落とす』『与える』『守る』の3つのステップになります。第1ステップの『落とす』はクレンジング、洗顔です。メイクや酸化した皮脂、大気中の汚れをしっかり落とす工程ですね。第2ステップの『与える』は、水分(化粧水)と油分(乳液)、そして悩みに応じて使用する美容液になります。最後の『守る』ですが、この役目はクリームが担っています。クリームは肌内のうるおい力の低下を防ぐ役割をしています」(石井さん)

Q:美容液・クリームはスキンケアに必要なアイテムですか?

「例えば、シミやシワなどの肌トラブルを改善したい!などといった目的やニーズに合わせて結果を出すのが美容液の役目。今よりもっとよくするための手段ですから、まさに「与える」アイテムといえるでしょう。

一方、クリームは肌の水分蒸発を防いだり、紫外線や花粉、ほこりなどが肌の中に入ってこないように「守る」という機能を担っています。角質層が乱れ、うるおいが不足すると、ちょっとの刺激や変化にも過敏に反応するので、肌コンディションを整えるベーシックなお手入れには、クリームは欠かせないアイテムですね」(石井さん)

「私はオイリー肌だからクリームを使わない」という人も注意が必要なのだとか。肌表面に乾燥は感じられなくても肌のうるおいが足りていないインナードライタイプがまさにそう!

「皮脂が過剰に出るということは、肌に必要な油分が足りていないから。クリームでフタをしてうるおい力を高めれば、バリア機能が整い、皮脂コントロールも正常の働きに戻ります。オイリー肌こそ、クリームが必要なときもあるんですよ」(石井さん)

日本人はクリームが苦手?

美容液・クリームの役目を理解したうえでアンケート結果を見てみると、ちょっと考え方が変わるかも!?

美容液は、「朝夜、必ず使っている」人が34%、「夜のみ使っている」人が30%と同じくらいの割合なのに対して、クリームは「朝夜、必ず使っている」人が20%、「夜のみ使っている」人が30%と、“夜のみ派”の方が多いことが判明。さらに、クリームに関しては「今は使っていない」という答えが40%!日本人はクリームが苦手といううわさは聞いていたけど、想像以上に高い数字。その理由って、一体ナニ?

日本人はクリームのベタつきがお嫌い?

使わない理由を聞いてみると…「ベタつく」という意見が断トツの1位。アンケート調
査をした時期が夏ということもあり、テクスチャーや仕上がりを気にする意見が多かったのかも。それに、無視できないのは天候。温暖化の影響で日本も高温多湿地帯へ。「そんなときに油分の多いクリームなんて、使ってられるかー!」という皆さんの心の声が聞こえてきそう(笑)。

実は「使っている」と答えている人からも「クリームはベタつくからあまり好きじゃない」という意見がチラホラ。“ベタつくけど、肌にとって欠かせないから仕方ない”という本音が見え隠れしていました。

アンケートの中からコメントをいくつかご紹介。

一方で、「自分に合うクリームがわからない」「効果がそんなに感じられない」から使用しないという声も。確かに、美容液・クリームは他アイテムより割高だし、選ぶときも慎重になりますよね。洗顔や化粧水に比べて、アイテムをコロコロ変えることもできないし…。自分に合う、合わないの判断基準がわからない、という声に共感する人も多いのでは?

でも、だからといって「使わない」という選択をするのもったいない!

自分に合う、合わないの判断基準がわからないという人は、うのりん1115さんのように化粧品カウンターでサンプルをもらい、実際に使い比べてみるのが一番良い方法なのかもしれません。

美容液・クリームの使用のきっかけは「お肌の曲がり角」

今度は、美容液・クリームを使っている人たちの声を見てみましょう。単刀直入に「美容液・クリームを使い始めた理由はナニ?」と使用のきっかけを聞いてみると、「肌の変化を感じ、必要だと思ったから」という答えがトップ。その悩みを深掘りすると、保湿力は当たり前、ハリ・弾力、シワなどのエイジングサインに特化した機能性を訴求。また、美容液においては、美白ケアも備えたアイテムにニーズが高まっていることもわかりました。

また、寄せられたコメントを見てみると、美容液・クリームを使用していると回答した人たちは、それぞれに効果を実感しているようでした。

こんな商品なら使ってみたい!をリストアップ

最後に、「こんな美容液・クリームがあったらいいな!」をまとめてご紹介。

なかには、すでに商品化されているアイテムもあるけれど、裏を返せば“まだまだ知られていない”ってことなのかも。これらの意見をもとに、さらに進化した商品をつくったら、ヒットの予感…するんですけどね。「@cosmeユーザーの声から生まれた、美容液・クリーム」な〜んて!メーカーの皆さん、ご参考までに。

取材・文/長谷川真弓

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