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一流ブランドがプライドをかける、高級CC戦争

一流ブランドがプライドをかける、高級CC戦争

 BBクリームに続いて、一大トレンドとなったのがCCクリーム。でも今、このCCが、BBとは異なる動きを見せ始めている。ズバリ言えば、“高級CC”とも呼べる新ジャンルができつつあるのだ。

 昨年あたりから目立っていたものの、今年はゲランのペルルブランやヘレナのリプラスティなどの高級ラインから、次々CCが登場。1万円を超える新作が現れた。少なくとも、BBクリームにはなかった傾向。

 考えてみると、CCクリームってもともと何なのか? その定義自体がまず曖昧だ。 BBクリームの進化系と言う見方もある一方、じつはそのCCの頭文字に、各社勝手に言葉を当て込んでいるのが現実。

 ComplexionやCorrectionを当てはめるブランドもあれば、なぜかとても単純にColor Controlと意味づけるブランドもある。

 ただ総合的には、肌の欠点をカバーするというのがメインの仕事。特にキメの粗さや毛穴など、質感にまつわる欠点を見えなくする特殊なカバー力を持つものとなった。

 言うまでもなく、凸凹 トラブルのカバーほど難易度が高く、だから期せずしてトップブランドが独自のカバーテクノロジーを競う形になったのだ。CCばかりは、ブランドのプライドをかけて本気で開発するという具合に。

 だから気がつけば、一流ブランドが次々に本気のCCを発表。結果として“高級CC”が1つのトレンドとなりつつあるのだ。

 正直、CC市場は今混乱ぎみ。要するにどれがいいの? と迷いに迷っているなら、信頼できるブランドの“高級CC”をあえて選ぶという選択はあるはずなのだ。

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